唐津湾を見下ろす高台に建つ健太郎窯。唐津焼の新進気鋭の作家、村山健太郎さんが2008年に開いた窯です。粘土や釉薬などの材料は全て周囲の山でとれたものから自作し、材料に適した温度や焼き方を研究してきた村山さん。通常2日かかる窯焼きを半日で行える、独自の土を開発しました。成形した器に絵付けをし、薪を割り、窯を作り、炎から器が生まれる瞬間に立ち会う、新しい陶芸体験が待っています。作業の合間には、世界に日本のお茶文化の素晴らしさを発信するブランド「EN TEA」のお茶から、4種類のお茶をペアリング。体験の工程に合わせて提供される様々なお茶とその効用をお楽しみください。
健太郎窯は鏡山の中腹、虹の松原と唐津湾を一望する高台にあります。
まずは、予め素焼きされたカップに絵付けをしていきます。
焼成用の薪を割ります。
自ら割った蒔の周辺に煉瓦で窯を作り、火入れをして窯焚きを行います。
完成した作品に、思いもよらない色が生まれるのが薪窯の特徴です。
作業の合間には「EN TEA」のお茶から、工程に合わせて厳選した4種類のお茶をお楽しみいただきます。
1978年、唐津市生まれ。有田窯業大学校卒業後、川上清美氏に師事。 2008年築窯、独立。佐賀県唐津市にある鏡山の中腹、虹の松原と唐津湾を一望する高台に健太郎窯を開窯して以来、風土との繋がりを大切に作陶を続ける。