唐津焼の4つの窯元を巡りながら、土から器を生み出す文化を2日間に渡って体験するモニターツアーです。1日目は土から粘土を作り、器のカタチに成形するまでを体験。2日目は窯たきを行い、唐津焼の器を使った茶会を体験いただきます。
両日ともお昼のお食事は、体験に合わせて唐津の器に盛られた唐津の食材をお楽しみいただきます。万物の元素の一つである土から暮らしの道具を生み出す貴重な時間をぜひ体感ください。
陶芸家・濱崎快素の窯元を訪れ、豊かな自然の中で器の原料となる粘土づくりのプロセスを体験します。体験後は、唐津の食材を使った料理をお楽しみいただきます。
1986年、唐津市生まれ。東京造形大学彫刻科卒業後、矢野直人氏に師事。2018年に唐津市相知町佐里上で作陶を始める。唐津の土地に根ざした土づくりや、学生時代の経験を生かしたくり抜き技法などに力を入れている。
歴史ある中野陶痴窯での成形体験。手びねりによる小服茶碗づくりと、ろくろによる食器づくりを行います。江戸時代に作られた、唐津一大きな登り窯も必見です。
1979年、唐津市生まれ。九州産業大学美術科造形コース卒業後、祖父4代中野陶痴に師事。現在、父である5代目中野陶痴とともに唐津で作陶。伝統を守りながらも堅くなりすぎず、おおらかで時にユーモアのある作品は食卓を楽しくしてくれる。
鏡山の中腹に位置する健太郎窯を訪れ、玄界灘を臨む景色の中で器の絵付け、薪窯づくり、焼成体験を行います。体験の合間には、EN TEAとのコラボによるお茶もお楽しみいただきます。
1978年、唐津市生まれ。有田窯業大学校卒業後、川上清美氏に師事。2008年築窯、独立。佐賀県唐津市にある鏡山の中腹、虹の松原と唐津湾を一望する高台に健太郎窯を開窯して以来、風土との繋がりを大切に作陶を続ける。
古くより茶人に愛された唐津焼の茶碗で、窯元自ら立てるお茶をいただきながらゆっくりとした時間をお過ごしください。お食事は、唐津市宇木にある食事処「いな葉」のお料理を唐津焼の器に盛り付けてご提供いたします。
1978年、福岡県福岡市生まれ。福岡での会社員時代を経て、有田窯業大学校ロクロ科を卒業。川上清美氏に師事。2009年、唐津市に築窯、独立。唐津焼らしい力強さと、日常に溶け込むようなシンプルな品のよさを兼ね備えた作風が魅力。